シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星 / 池田秀一

シャアへの鎮魂歌


シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星 / 池田秀一


機動戦士ガンダムのシャア・アズナブルの声優としておなじみ池田秀一さんの本。

子役のときのお話、

声優をやるようになったときのお話、

ガンダムとの出会いとシャア・アズナブルというキャラクターについてのお話、

一緒にガンダムを作っていった声優仲間のお話、

そんなこんなのプチ自伝エッセイです。

子役をしていらっしゃったとは知りませんでした。

劇団こまどり所属で、生放送が普通だった時代のテレビで、

「がしんたれ」「次郎物語」などのドラマに出演して人気を博していた子役だったんだって。

石原裕次郎とも「死の博物誌―小さき戦い」で共演していたとか。

人に歴史ありですね。

ドラマで健気な少年役をやっていた人が、

のちにアニメーションの声優という世界で、

シャア・アズナブルという人気キャラクターで人気を得ることになろうとは、

誰にも想像できないです。

無敵鋼人ダイターン3」からアニメ声優という世界に足を踏み入れ、

そしてガンダムとの出会い。

シャア・アズナブルの声優に決まったいきさつも、

なんだか運命を感じるようなドラマチックないきさつなのです。

おもしろいですね。

シャア・アズナブルをどう演じるかというこだわりも興味深いです。

シャアとはこうあるべきだという確固たるイメージが、

池田秀一さんのなかにあったから、

機動戦士Zガンダム」「逆襲のシャア」のシャアの行動には、

あまり納得してなかったみたいです。

ファーストでキシリアを吹き飛ばして、

地球圏を離脱していくきっぱりとしてかっこよかったシャアが、

続編では、年下のカミーユに殴られて、

これが若さかと言ったり、

ララァに母性を求めていたりで、

なんだか釈然としない気持ちがあったらしいです。

そんだけ自身とシャアが一体化してるんだろうね。

あまり納得してなかったシャア・アズナブルの行動が、

映画の「機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-」では修正されて、

これこそシャアらしいというものになっていたから嬉しかったとも書いてあります。

新旧の画が混在していることはどう思ったんだろうか?

そこは書いてなかったけど、

ストーリーや、シャアというキャラクターの役割については満足したとあるので、

Zの映画をやった意味は見てるこっちより、

作り手側にとって大きかったんでしょうね。

富野由悠季監督もなんかZに関してはもやもやしていたものがあったみたいですから。

Ζの映画の後も、「機動戦士ガンダムSEED」でデュランダル役をやって、

新しい声優とも出会い、

声優だけでなく、西川貴教Gacktと知り合って新たな刺激をうけていくことになる。

あとがきをGacktが書いているのですが、

それがおもしろいんです。

書いていて気分が高揚してどうにも歯止めがきかなくなったのか、

シャア・池田秀一がどれほど素晴らしいのかを熱く書き綴り、

最後には彼は文化遺産だとまで言っちゃうのです。

遺産て。

ガクトっておもしろいね。

声優仲間との話もおもしろかった。

とくにセーラ役の井上瑶さん、ブライト役の鈴置洋孝さんとのエピソードはじんわりきました。

まあ、なんかガンダムという作品のでかさ、

シャア・アズナブルというキャラクターに命を吹き込んだ声優のすごさっていうのを感じましたね。

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