
哀しみのベラドンナ
怖い。
そしてエロい。
コワエロなアニメーションです。
なんかほんと怖かったわ。
子供の時に見たら、なんらかの傷跡を心の奥深くに残したんじゃないかと思える作品。
絵柄が不吉というか、禍々しいんすよ。
悪魔的というかな、毒々しいというか。
もうこの画一発で世界に引き込まれた。
話は最初っからヘビー。
舞台は中世フランス。
結婚した若いカップル。
領主に結婚を認めてもらうための品を献上しにいくんだけど、
領主の酔狂で花嫁が輪姦される。
若い美しい女がまわされるというどうにもこうにも、
お子ちゃまにはヘヴィすぎるシーンからスタートする。
また、犯される女を表現する画がすごいのよ。
チンポがドクドク出入りするのを生々しく表現してるんすよ。
イメージショットなんすけどね。
チンポコが女の股間を貫いて出入りしてる比喩映像がショッキング。
子供が見たらどう感じるんだろなあ。
まあ、ほんとよく出来てる映像なんだけどね。
まあ、そんな最悪な結婚生活のスタートを切った若者夫婦。
妻の前に悪魔が現れる。
この悪魔がまたね、チンポの形してるんすよ。
卑猥なんすよ、とても。
指ぐらいの大きさのチンポ型悪魔。
力が欲しいという女の呼びかけで出てきた悪魔。
力をやろうと、女の乳首や股間をいじり倒す悪魔。
悪魔といってもチンポ型ですからね。
チンポで責められてるような画なんすよ。
チンポに責められて勃起していく乳首。
チンポ型の悪魔を手でしごく、あんたそれまるっきり手コキやで!という描写もあり、
卑猥だわ〜、こりゃ。
悪魔>いやといいつつ体のほうは反応してるじゃねえか、ウッヘッへッ、
ジャンヌ>いやー、やめて〜、あああああ〜っ!(昇天)
というゲスなやりとりがたまらないね。
魂とひきかえに悪魔の力を得たジャンヌは不思議な力を使えるようになり、
そのおかげで、夫のジャンも出世して税吏になるなど、
二人は繁栄していく。
それと同時に、悪魔も巨大化していく。
指ぐらいだったのが、腕ぐらいになり、それが人間と同じぐらいのサイズになり、
さらに大きくなっていくんす。
チンポがでかくなっていくみたいにでっかくなっていく。
もっと繁栄するのかと思ったら、
そっから転落です。
ジャンは領主にいわれたとおりの額の税金を徴収できなかったために、
手首を切り落とされてしまう。
魔女として捕らえられてしまったジャンヌは、ジャンから見放されてしまう。
すべてを失ってからくも逃げ出したジャンヌの前に山のようにでかい悪魔が現れる。
声は仲代達矢
待ってたぞと。
おれはお前の魂が、すべてを憎む魂になるのを待ってたと。
悪魔っておっそろしい。
一度、持ち上げて落とすことで、より深くどん底に堕ちていくわけ。
そこでジャンヌは本当の魔女になってしまう。
毒草ベラドンナで人々を魅了する魔女ジャンヌ。
その結末は…。
音楽もよかったっすね。
中盤ぐらいまでは、エレクトリック期のマイルス・デイヴィス
すげーかっこよかったです。
ベラドンナ〜♪アア〜♪っていう主題は演歌ロックみたいなかんじの音楽だったけど。
サントラないんすかね、これ。
まあ、なんといっても絵がよかったよね。
悪魔的というか異界の画っていうかね、ほんと禍々しい画でしびれたよ。
深井国っていう人の画らしいね。
これって手塚治虫
まさに大人向けだなあ。
あんまりヒットしなかったらしいけど、これはおもしろいよ。
ストーリー展開が最後らへんはいまいちだけども、
圧倒的に美しくエログロなビジュアルだけでも見る価値あり。
ジャンヌの声をやってるのが長山藍子
エロさが半減してしまうのがなんとも残念だが。
監督は山本暎一
・原作:ジュール・ミシュレ/魔女〈上〉 (岩波文庫)
・虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
ヤフオクで検索









