『不夜城』を観た【映画】馳星周原作、金城武主演、眠らない街・新宿歌舞伎町を舞台に中国系マフィアの抗争を描く



不夜城

なかなかおもしろかったなあ。

昔に観た映画を見なおしてみようシリーズ。

学生の時に観たんすかねえ、不夜城は。

話がよくわかんないし、

金城武の日本語が微妙だったねぐらいの感想だったっけ。

今回観直してみたら

話がわかんないということはなくて

映像がいいし、金城武はかっこいいしで

けっこうおもしろく見れたんすよ。

まあ、たけちゃんの日本語が微妙なのは変わらないんすけど、

いやー、金城武のかっこいいことといったらないね。

あの変な髪形に殺し屋みたいな変な服なのに、

めちゃくちゃかっこいいってどういうことだみたいなね。

そんぐらいかっこいいんすよ金城武が。

ひっつめポニーテールに薄らヒゲに全身黒尽くめで季節感ないコートを羽織って

わけのわからんブーツ履いてるのにかっくいーってどういうこった。

山本未來と金城武の顔が

画面に大写しになるシーンがたくさんあるのだが、

山本未來よりも金城武のほうがかわいいのだ。

まあ美しいってことですよ。

そのかっこよくて美しい金城武が

しゃべるとズコーッって感じなのが

また味わい深いじゃないすか。

しゃべりが下手だなあという隙があるところが

いい塩梅になってて

金城武演じる男に人間味を感じることができる。

あのルックスで完全無欠だったら

なんか違うよなあってなるからね。

映像がいいですね。

金城武が歩く後ろをカメラがついていって

不夜城というタイトルがでるとこなんていい感じですよ。

歌舞伎町の猥雑さがいい味だしてんすよ。

話もおもしろかったなあ。

上海勢、北京勢、台湾勢のマフィアが微妙な力関係で

歌舞伎町の覇権を争ってるとこで

どこにも属さないコウモリ野郎である金城武が

厄介なことに巻き込まれて

サバイバルの道を探るっていう話。

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『イルカの日』を観た【映画】イルカが人間の言葉を話す!ロベール・メルルのSF小説をマイク・ニコルズが監督した異色サスペンス



イルカの日

イルカ映画。

イルカは高等な生物で高度な知能を持っているという話って

いつぐらいからでてきたんすかねえ。

今やイルカといえば癒し系アニマル。

イルカと一緒に泳いで癒やされよう

みたいな感じになってますけども

イルカという動物がすごいらしいぞっていう話が

盛り上がってきた時代にけっこう

イルカを題材に使ったSF小説や映画が作られたんすかねえ。

この映画の原作は1967年に書かれてるからけっこう古い。

イルカといえば「JM」でヤク中のイルカ出てきませんでしたっけ?

高度な知能を持ち人間と意思疎通できる動物として

SF的にイルカがおもしろい存在だったんすかねえ。

この映画では人語を解し英語を発声できるイルカが出てきます。

賢いのです。

賢いイルカを利用しようとする輩が出てくるのです。

暗殺のための道具としてね。

イルカに爆弾を運ばせて船に爆弾を仕掛けるってわけ。

前半は研究所で心優しい博士とイルカの交流。

後半はイルカを利用しようとする謎の組織の話。

けっこう綺麗にイルカを撮影できてます。

イルカが好きな人は満足かもなあ。

イルカもちゃんと演技してますし、

あれは全部本物なのかなあ。

それとも部分的には作り物を使ってるんすかね。

パー好き~とか喋ってかわいいっすよ。

画面サイズが横長のシネマスコープっていうやつなので

いかにも映画を観たっていう気分にはなりました。

シネスコって映画を観たっていう満足感あるなあ。

最近、こういうサイズであんまり映画作らないんすかねえ。

TVサイズの映画のほうが多いかな。

シネスコだと近景中景遠景の奥行きと情報量がすごくて

なんてことないシーンでもドラマチックに見えるもんね。

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ユニクロの『ドライカノコポロシャツ』で夏の準備は万端さ!【服】

ユニクロのドライカノコポロシャツ

まだまだ朝晩冷え込むけど、

日中は暑いぐらいの陽気になることも多くなってきた。

夏がやってくるのも近いぜ。

夏に備えてポロシャツ購入。

ユニクロのドライカノコポロシャツ(半袖)

商品番号:07452を3色買った。

ブルー・ブルー・グリーン。

ワゴン商品で価格は500円でした。

3着で1,500円。

ユニクロじゃなかったらポロシャツ1着も買えない値段で

3着買えるのだから助かります。

素材は本体:80%綿・20%ポリエステル

リブ部分:65%綿・35%ポリエステル。

仕様は前ボタン2つにサイドスリットあり胸ポケットなしで

袖の縁が少し絞ってある形の

なんのへんてつもない定番ポロシャツです。

鹿の子織りのサラサラした生地ですね。

ポリ20%でドライ機能付きなので汗をかいても乾きやすそう。

綿はスーピマコットンを使用。

これで500円なのだからなんの文句もない。

サイズはジャストで着るか、

1サイズ落としてピタピタフィットで着るか。

どっちか迷うところなんすけど、

夏場はあんまりピチピチだと嫌らしいし、

汗で脱ぎ着がしにくいのでジャストサイズにしときました。

ピチピチフィットのほうがスタイル良く見えますけどねえ。

これで夏の準備は万端です。

ポロシャツ買ったの久しぶりだなあ。

夏はJellan(ジェラン) のジャージィー無地Tシャツがお決まりなんすけど、

なんか気分を変えて襟付きが着たくなったので

ポロシャツ欲しいなあと思ってたところに

ちょうどお手頃価格であったのでタイミングがよかったね。

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『ザ・ターゲット/陰謀のスプレマシー』を観た【映画】アーロン・エッカート、オルガ・キュリレンコ共演、元CIAエージェントが巨大組織に挑むサスペンス・アクション



ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー

ベルギーを舞台にしているというとこだけが売りかなあ。

スパイアクションなんすけど、

どうもスリルとサスペンスに欠けるんです。

陰謀のスプレマシーとかボーン・アイデンティティシリーズみたいな

邦題をつけてそれっぽさを出してるし、

内容も確かに雰囲気はボーンシリーズっぽいとこもあるのだが、

はめられてその復讐をするという

スパイサスペンスの部分よりも

父親と娘のドラマみたいなもののほうに

比重がかなり偏ってるのです。

それのせいでかなりテンポが悪い。

娘とずっと一緒に行動するので気が散って仕方がない。

娘が父親のせいでこんなしょうもない外国暮らしすることになったと

恨み節をぶつけてふてくされるシーンが

ちょこちょこあるので

スパイの世界の陰謀に利用されたのを探っていくという

話の筋に邪魔なんすよねえ、それが。

アーロン・エッカートが一人で行動するようにしたほうが

テンポもでたかもしれないっすね。

娘は人質役だけやって序盤と中盤は

お休みしてくれてたらよかったんじゃないかと。

娘と父のことばっかりやるので

オルガ・キュリレンコとアーロン・エッカートの

関係のほうがお留守になってんの。

話の筋としてはそっちのほうが重要なんすけど、

そっちが薄い。

オルガ・キュリレンコも良い奴でもなく

そんなに悪いやつでもないみたいな中途半端な役どころだしなあ。

アーロン・エッカートが

ボーンシリーズみたいなことやりました映画かな。

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『新しい靴を買わなくちゃ』を観た【映画】中山美穂&向井理主演、岩井俊二プロデュースで北川悦吏子が監督したパリを舞台にしたロマンティックストーリー



新しい靴を買わなくちゃ

これはきつい。

いやー、2時間っていうのはちょっときつかったなあ。

30分4話ぐらいが調度良いって感じっすかねえ。

フランス観光気分で2時間連続っていうのは

厳しいものがあった。

中山美穂と向井理、綾野剛と桐谷美玲、

二組の恋模様を描くッて感じで、

内容は小品です。

2時間だとゆったりしすぎの内容じゃないすかねえ。

短編をゆっくり引き伸ばして長編にした

みたいな薄さを感じてしまう。

悪くはないんすけどねえ。

ゆったりしすぎだろみたいな。

逆光ばりばり、固定しないカメラの

ふんわり紗がかかった映像にピアノのBGM。

まあ、いい感じなんすけど、

ずっとその調子で起伏がない。

2時間はやっぱきつい。

つまらないというわけじゃないんすけどね。

むしろよかったんすけど、

内容と上映時間があってないという感想ですかねえ。

まあ贅沢な映画とも言えます。

2時間たっぷりゆっくりこのふわっとした感じを

味わうためだけにこの映画を見ることができるというのは

贅沢な時間の使い方です。

二人の距離がゆっくりつまっていくのを

体感させたいのだろうけど、

うーむ、どうだろね。

バブルな贅沢さがあるなあ。

出会いから一気にお近づきになって

これはすぐに突き抜けるかと思いきや

残り数センチのところでうろうろして

なんとももどかしいみたいな。

そういう昔の映画みたいな雰囲気なのはよかったんすけどねえ。

やっぱ時間を贅沢に使いすぎてる感は否めない。

綾野剛と桐谷美玲のパートはいるのかいらないのか。

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無印良品の「不揃い柿の種チョコ」を買ったんだ【無印良品週間】

無印良品「不揃い柿の種チョコ」


無印良品週間絶賛開催中。

2014年は3月21日(金)―4月7日(月)

<ネットストアは4月8日(火)午前10時まで>の開催。

例年この時期にあるみたいっすね。

今回は4月からの消費税が5%から8%の増税もあって

駆け込み消費が増えたようで

初日はネットストアが10%オフスタートの

10時から1時間ほどパンクして

繋がりにくい状況になったり、

リアル店舗はレジ待ちの列ができて

大混雑だったりしたようです。

10%OFFはけっこうでかいっすもんね。

この時期、冬物の在庫処分もあって

値札定価から50%オフ、さらに半額みたいな商品が

アウトレットにはけっこうあって

そこから10%オフなのでけっこうなお得感がありました。

ネットストアのアウトレットは

サイズが揃ってないけど

サイズがあえばお買い得なのがけっこうありますね。

数量が1ですぐ売れちゃってなくなったかと思ったら

また在庫復活してたりして

品揃えが一定してないからこまめにチェックが必要なんすけど

価格的にけっこうお得なものが多いっすね。

まあ、もともとの定価が高めに設定しすぎだろ

っていう気もするんすけどね。

今年の冬に向けてけっこういい買い物できたなあ。

福袋が売られてたり掘り出し物が見つかるかも。

そんな中ついでに買ったのが柿の種チョコ。

久しぶりになんか食べたくなって買ってみました。

82グラムで定価は200円。

10%オフで180円。

柿の種のピリっと感と

チョコレートの甘い感の見事なコラボレーション。

これは美味しい。

不揃いなので柿の種一粒一粒大きさは揃ってない。

割れたり欠けたりしてるもの、

チョコレートのコーティングが半分ぐらいしかされてないもの

そういうのが入ってます。

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『トゥ・ザ・ワンダー』を観た【映画】ベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ共演、テレンス・マリック監督による愛の物語



トゥ・ザ・ワンダー

なんという恐ろしい物語だろうか。

いやー、なんてことない恋愛話なんすけどね。

アッツアツだったあのカップルが、

冷え冷えの関係になって別れることになるという

ありふれたどこにでもある現実の物語なのであるが、

それだけの話なので

ものすごい破壊力です。

映像が独特なリズムで作られてる。

ふわーっと浮遊するようなカメラによる映像で、

短い間隔で切り替わる。

ふわーっとしてパッと変わって

またふわーっとぱっとの繰り返しで作られているのです。

これがなんとも幻想的。

カップルのイチャつき映像なんだけど、

ものすごく夢心地。

全ては夢だったのかみたいなね。

あの時の輝いていた日々は夢幻だったのだろうか?みたいな、

それがものすごく怖く見える。

最初の二人はものすごくかっこいい。

永遠に続く愛に包まれて幸福そのものの二人。

愛はすべてを征服したのだみたいな感じなんすよ。

観光地でいちゃいちゃする二人は王と女王ですよ。

それが現実の生活を始めると

二人はただの人間だというのが見えてくる。

子供はホームシックでフランス帰りたいと駄々こねる。

嫁さん不安定になる。

だめかこれはと思うけども、

娘はフランスの元夫のとこに行って、

嫁さんだけアメリカに帰ってくる。

結婚して永住権を得る。

二人の愛は本物だから二人で一緒にいることが幸せなのだと

できることはするのだが、

二人は幸福にはならないのである。

この土地は汚染されている!ですよ。

結局、別れることになるんすよ。

怖いなあ。

二人の愛は世界を制服したはずなのに、

二人は別れることになる。

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『2ガンズ』を観た【映画】DEA vs 海軍 vs CIA vs マフィア、デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグ共演で放つクライム・アクション



2ガンズ

乾いてるなあ。

ドライな人間関係。

なんかもう容赦無いですね。

情とか一切ないのです。

用済みになったらバン!バン!バン!でおしまい。

損得勘定っていうかね、

他はまったく入り込む余地なしなので

ものすごく残酷な奴らなのだが、

映画のトーンはコメディっぽいですよ。

マイケル・ベイとかジェリー・ブラッカイマーとかの感じに近い。

軽い。

軽くひどいことをするみたいな。

乾いてますねえ。

カラッカラにドライなクライムアクションでした。

どんだけ軽くてひどいかというと、

“うまいドーナツ屋の前にある銀行には強盗に入るな”という犯罪格言が

あるらしいのですけど、

ドーナツは警察官の大好物で、

うまいドーナツ屋には常に警官がたむろしてて

強盗に入ってもすぐ警官が来てしまうからっていう意味らしい、

ターゲットの銀行の前にうまいドーナツを出す喫茶店があって

警官がうじゃうじゃいるとわかったら、

銀行強盗の前日にさくっと爆破するのです。

しかも与太話しながら白昼堂々と。

ドライだねえ。

話はけっこうシリアスなんすけどね。

麻薬取締局と海軍情報局の二人が

お互いの身分を知らないまま潜入捜査してて、

メキシコの麻薬王の金を強奪するはずが

銀行に押し入ってみたら

予想をはるかに上回る金額の大金があった。

この金を巡っての四つ巴の戦いの話です。

最初はけっこうまじめに見てたんすけど、

途中からめちゃめちゃコメディ色が強くなってきて

最後はコメディそのものみたいな

ほんとに軽い感じで終わる。

最初、怖いなあこれって思ってたんすけどね。

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手塚治虫の『奇子』を読んだ【マンガ】激動の戦後史を背景に地方旧家の暗部を描く



奇子

手塚治虫のマッド面が存分に発揮された歴史ミステリー。

いやー、おもしろいっすねえ。

戦後が舞台なので、GHQとか下山事件とか共産主義とか

そういうスパイなサスペンスアイテムが盛りだくさんで

話に引き込まれて読めたね。

そういうサスペンスにプラスして

日本の土着的な村社会のいびつさも描かれる。

大地主の天外家のどろどろした人間関係。

暗いっすねえ。

マッドですねえ。

権力を傘にやりたい放題の頭首。

財産を独り占めしたいがために、

父親に妻を差し出す長男。

復員兵でGHQのスパイである次男。

しっかりものの三男。

昔ながらの滅私奉公な母親。

活動家と付き合っている長女。

家を中心とした昔ながらの人間模様。

それが戦争が終わってアメリカの統治が始まり、

地主の解体など新しい時代になっていくにしたがって

醜く露呈していく。

題名になってる奇子っていうのは、

頭首が長男の嫁に産ませた子供なのです。

出生からして表沙汰には暗黙の了解でしないような

日陰の存在。

それが次男がある事件の容疑者として追われることに

なってそれにからんで存在自体がないものとされる。

奇子は死んだことにされて

その後、ずっと土蔵の中で成長していくわけ。

家を守るために人間を蔵で幽閉する。

そうまでして守る家は何をしているのかというと

奇子みたいな存在を創りだして

それをまた隠蔽してみたいな醜いことを

繰り返した歴史があるんすよ。

暗部を隠そうとしても隠そうとしても

時代が変わったせいなのか

表に浮かび上がってくる。

そういう面白さがあるねえ。

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『好色一代男』を観た【映画】井原西鶴の浮世草子を市川雷蔵主演で映画化



好色一代男

好色一代男とは井原西鶴の傑作浮世草子であることは

国語の教科書でお馴染みなのであるが、

実際に読んだことはないし、

読む気もしない。

題名は知っているが内容はさっぱり、

そして今更読む気もしない読める気もしないという

古典作品の代表的な一つではないか。

そういう文学こそ、映画で見てしまえということで

市川雷蔵主演、増村保造監督の好色一代男を見たわけなのである。

映画は長くても2時間で終わるし、

古い言葉遣いを解読する手間もなく

こういう場合はすこぶる便利なのであった。

原作そのままということはないのだろうが、

概論として雰囲気を味わうことはできるだろう。

好色一代男という題名から、

ぼんやりとスケベ男の話であろうかと推察していたが、

確かにスケベ男の話であった。

市川雷蔵演じるのは商家のボンボン息子。

父親は一に倹約二に倹約、商売のコツは金を使わぬこと、

銭を貯めこむことだけが楽しみの倹約モンスター。

母親を女中並に扱い、飯はいつもおかゆ。

そういう親を見て育った市川雷蔵は、

まったく逆の男になったのだ。

金は使わな意味は無い。

それも女を幸せにするために金は使うもんやと、

市川雷蔵は女と無駄遣いに精を出す。

とにかく女を褒める褒める。

女神や美しいや素晴らしいやと出会う女出会う女を

褒めまくり、女のためには金を惜しまない。

一見、ただのアホボンに見えるのだが、

市川雷蔵演じる世之介はある意味正しい生き方をしている。

徹底した快楽主義。

それも楽しいこと幸せなことのために全てを賭けるという

明るい欲望に忠実な男なので

無茶をやっても憎めない。

女の幸せが一番。

幸せな女のそばにいることが幸せ。

憎めないどころか、彼のように生きることができたら

この世はバラ色じゃないかと羨ましく思う。

金に執着して毎日を窮屈に過ごすことになんの価値があるのか。

そんな生き方は誰もが馬鹿らしいと思うけども、

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