『劇場版 ストロベリーナイト』を観た【映画】



「ストロベリーナイト」

>>>あらすじ・内容

く、狂ってやがるぜ。

刑事コント。

もはや笑っちゃう感じだなあ。

シリアスに見れない。

病んでるんすよねえ、刑事たちも組織も犯人も。

竹内結子はしゃぎ過ぎ。

大沢たかお紳士ヤクザすぎ。

竹内結子の部下聞き分け良すぎ。

武田鉄矢胡散臭すぎ。

竹内結子の上司たち隠蔽しすぎ。

金子賢からだゴツすぎ。

生瀬勝久どうでもよすぎ。

三浦友和突然いいとこもっていきすぎ。

やりすぎ感がものすごいです。

竹内結子演じる刑事のやりたい放題な感じと

その上に脇が甘すぎる適当さに唖然とする。

大沢たかおの正体に気がつくのが遅すぎ。

というか、携帯電話で大沢たかおの名刺の不動産会社を調べて

問題ないとか言ってるのが無茶苦茶すぎ。

ちゃんと調べてたらヤクザのフロント企業だというのが

すぐわかっただろっていうね。

柳井健斗のことは隠蔽しろと言われて

それに突っ張って一人で捜査しているので

情報不足、人力不足なのはいたしかたないのではあるけども、

ミステリーマニアが趣味で一人で捜査しているのとは

違って彼女はちゃんとした刑事なのであるのだから

もうちょっと刑事らしいとこを見せてほしかったすねえ。

傘をあげますと言われて

断らないのも変すぎだろ。

竹内結子がむちゃくちゃな奴にしか見えない。

まあ、そういうむちゃくちゃの

型破りな刑事という設定なんすけどねえ。

型破りなのはいいんすけど、

それで間抜けに見えたらダメなんじゃないかと思います。

大沢たかおとカーセックスとかしちゃいますからねえ。

それを部下の西島秀俊に覗かれたりもする。

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『フリーランサー NY捜査線』を観た【映画】



「フリーランサー NY捜査線」

>>>あらすじ・内容

50セントってけっこう若いんすねえ。

ごつごつなのでもっと歳いってるのかと思った。

話は悪徳警官の話です。

新人の50セントが、

父親の元相棒のロバート・デ・ニーロのチームに配属になって

ロバート・デ・ニーロは悪徳警官なんすけど、

その手下になっていろいろと悪事をするんだけど、

悪党の手先をやって終わるのか、

それとも自分の道を切り開くのかみたいなことになって

みたいな感じですかねえ。

簡単にいうと、

ロバート・デ・ニーロ、なんでこんな映画に出たんだろ映画。

新人警官がいっぱしの警官になっていく過程を見せるみたいな。

定番の話なんすけど、

なんかおもしろくないんだよなあ。

主役にフレッシュな50セント、

脇にデ・ニーロとフォレスト・ウィテカーという曲者を配置。

汚職警官の話というサスペンスを仕込みやすい設定。

なんだけど、おもしろさがあんまりないんすよねえ。

ロバート・デ・ニーロはかつて50セントの父親と一緒に

あくどいことしてたんすけど、

50セントの父親が裏切って検察に証言しそうになったので

始末した過去がある。

それを50セントは知らずにロバート・デ・ニーロのもとで

悪徳警官として育っていくわけ。

そんで父の死の真実を知って、どうするか。

裏切るか裏切らないかみたいな葛藤のドラマが後半なんすけど、

結局、邪魔なやつを撃ち殺してすっきりしただけというか、

見てるこっちは全然すっきりしないというか、

あのダチの白人は撃ち殺したんすかねえ。

元カノの兄貴をどさくさに紛れて殺してるし。

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『デストラップ 死の罠』を観た【映画】



「デストラップ・死の罠」

>>>あらすじ・内容

お芝居映画。

劇作家が完全犯罪を企てるサスペンス・ミステリーなんすけど、

この映画自体がお芝居なんすよ。

だから、出演者の芝居がオーバーもオーバーの

舞台演劇演技なんすよ。

マイケル・ケインなんか、

おいおいどうしたんだっていうぐらい

大げさに怒鳴る演技をするわけ。

奥さんが事あるごとにびっくりして

悲鳴を上げたりするのも、

現実味がまったくない。

みんながみんなオーバー演技の大根演技。

それが最後、この事件をもとに戯曲化した演劇の幕が降りる

というシーンにつながって、

ああ、これはお芝居の映画だったんだとなるわけです。

出だしからなんか臭い演技と映画っぽくないカメラワークで

なんかつまらなさそうだなって感じがしたんすけど、

途中で話が二転三転して楽しくなってくる。

勝った!俺のほうが頭いいだろと思ったら、

そんなことお見通しなんだよと

形勢逆転。

その快感たらないね。

劇作家の弟子の青年を初代スーパーマンこと

クリストファー・リーブが演じてるんすけど、

なかなかに美青年です。

彫刻が動き出したようなきれいな顔とマッチョな体の持ち主で

劇作家とはゲイ仲。

劇作家の計画に乗るだけの愛人なのかと思いきや、

サイコパス野郎でもあるというね。

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会社・仕事・お金とはなんだろうかドラマ……『カンパニー・メン』を観た【映画】



「カンパニー・メン」

>>>あらすじ・内容

会社ってなんだろな映画。

もっといえば資本主義ってなんだろなみたいな。

ある造船会社がリストラをしたときの社員たちのドラマ。

若くて首になったのをベン・アフレックが演じてて、

年寄りで首になるのをクリス・クーパが、

会社の重役をトミー・リー・ジョーンズ。

この3人がどうなったかを主に見せていきます。

ベン・アフレックは高給取りのサラリーマン。

年収1500万円ぐらいっすかねえ。

それが金融危機の煽りを受けた会社が

人員整理を始めてそれであっさりと首を切られる。

再就職の活動するけども、

同じ条件の仕事なんて見つからないわけです。

ものの数ヶ月で生活が破綻しかけるのですけども、

え、年収1000万もあったら

失業してもゆっくり職探しするゆとりあるんじゃないのと

思うのだけど、

妻とまだ小さい子供二人いて

大きな家に住んで愛車はポルシェ。

今までの生活を成り立たせていたのは全部ローンなんすよねえ。

家のローン、自動車のローン、学費ローン、

レジャーやショッピングも全部ローン。

年収が1000万でも、生活水準は年収6000万円ぐらいなんすよ。

だから給料ゼロになったら、

月々の支払いが滞って一発でアウトな状況なんすよ。

今の給料を担保にレバレッジをきかせて

まだ存在しない未来の利益を先取りしてるだけの

自転車操業。

これは会社という存在も同じですよねえ。

従業員が食えるだけの仕事をして

こじんまりとやっていくわけではなくて

金融屋と付き合ってなんだかわかんない書類上の操作をやって

従業員もわからないところで方針が決まっていく。

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無敵のヒーロー、ジョン・マクレーン参上『ダイ・ハード ラスト・デイ』を観たぜ【映画】



「ダイ・ハード/ラスト・デイ」

>>>あらすじ・内容

異常なハゲ。

いやー、アクション映画としてけっこう面白かったっすね。

ダイ・ハードシリーズの中でも

かなりいい出来なほうじゃないすか。

アクションの過剰さがすごいんだよ。

爆破につぐ爆破。

破壊につぐ破壊。

ハゲのおかげで町が消滅するんじゃないかと心配になるぐらいのアクション。

いやー、よかったね。

見てて、後半は、うわ、ひでえなこれ、引くなあ、すご…って

口にしちゃうぐらいのアクションの連続ですよ。

もうブルース・ウィリスがただの刑事とか

悪い冗談にしか思えないもんなあ。

ツルツルのスキンヘッドでムキムキ。

ちょっとしたアメコミ・ヒーローみたいな見た目なんすよ。

アベンジャーズに混ざっても違和感なし。

それがロシアで暴れまくるわけで、

治外法権な存在じゃねえか。

他国で好き勝手するCIA以上にCIAな存在、

それがジョン・マクレーンだ!みたいな。

ダイ・ハードシリーズおなじみの、

なんで俺がこんな目にあうんだついてねえぜまったくみたいな

ボヤキ芸もちゃんとあるのだけど、

お前が自分から災難に飛び込んでるだけだろとしか言い用がない。

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24少年漂流記……『蝿の王』を観た【映画】



「蝿の王」

→あらすじ・内容

飛行機が墜落。

無人島に流れ着いた24人の少年たち。

食い物はあるしどうやらしばらくは

死ななくていいようだとなると、

当然揉め事が起きて血なまぐさいことになっていく。

少年たちの心理の深いところはあんまり描かれていません。

きゃっきゃ言いながらキャンプ気分で

無人島生活してたのが、

2つのグループに分裂。

捜索隊がかならず来るからみんなで協力して

秩序を持って生活しようというリーダーと、

顔にペイントして狩猟民族気取りで

森の生活を気ままにしようというリーダーの

ふた手に少年たちは分裂してしまう。

限定された場所での

いつ脱出できるかわからない先の見えない生活。

そういう状況に人間が置かれたら

揉めるだろうね。

子供たちだから余計、欲望や衝動に

身を任せがちになるのかなあと思うけど、

案外、これは大人でもこういう状況になったら

好き勝手言い出して揉めるんじゃないかねえ。

というか、大人のほうが変な知恵があるぶん

凄惨なことに早くなりそうだ。

まあ、子供たちが狂気に転がっていく描写は

あんまりうまくないと思う。

というか、そういう描写はない。

突然、顔にペイントしだして

おれに命令するなとか言い出して

暴力的なことしだしたように見えたので、

何かがきっかけで精神的にどうにかなっていくという

過程は感じられない。

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ポール・ウォーカー主演『逃走車』を観た【映画】



逃走車

バカみてえにポール・ウォーカーが慌てる映画。

ポール・ウォーカーがキョロキョロ、

ゆらゆら、ガサガサと落ち着きなく車を運転してる映画です。

巻き込まれ系のサスペンスなんすけど、

ワンシチュエーションというか、

間違って違うレンタカーに乗ったことから

やばいことに巻き込まれる男の話、

それだけで、他に舞台が移らないので

最初はいいんすけど、

やっぱだんだんと中だるみ感がすごくしてくる。

電話で彼女と話すけど

映像はずっと運転してるポール・ウォーカーなので、

なんか退屈してくるんすよねえ。

しかもよそ見運転しまくりで

いつ人を轢き殺してもおかしくない。

落ち着きのないポール・ウォーカーのイライラ演技に

なんかわざとらしさを感じてしまう。

だってやばいと思ったら

すぐに車を乗り捨てることもできるんだから。

車に拳銃や知らないスマホがある時点で

車から降りてもおかしくないのだが、

真面目に車に乗り続けるのだ。

車のトランクに縛られた女がいたのがわかっても

まだ車に乗り続ける。

なんかおかしいだろって早々と思ってしまったな。

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阿部寛主演、行定勲監督『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』を観た【映画】



「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」

あらすじ・内容

艶っていう女性の話なんすよ。

でも、艶本人は出てこない。

まあ、病院のベッドに寝てるのが出てきますけど、

顔は映らないし喋らないので

どんな容姿でどんな声なのかはわからない。

彼女に関わった周辺の人間たちのドラマを見せていくことで

彼女がどんな女性だったのかを浮かび上がらせていく。

監督が行定勲ということで、

なんか昔の作品でこういう形式のやつなかったっけと

作品リストを見たら「ひまわり」っていうやつがあって、

あれも語られる中心にいる女性が出てこなくて

周辺の人たちのドラマを見せて

どういう人間だったかを浮かび上がらせるやつじゃなかったかなあ。

違ったか、どうだかあんまり覚えていないのだが。

こういう中心になる人物が登場しなくて

その周辺のドラマを描くという形式は

何が一番大元なんすかねえ。

「ゴドーを待ちながら」ですかねえ。

この艶っていう女が艶っぽい女なんすよ。

12歳のときに親戚の男に犯されてから

男なしではいられなくなって、

まあ、いろんな男をとっかえひっかえしたという経歴の持ち主。

そんで今は死の床についてもういつ死んでもという状況。

夫の阿部寛が彼女と関わった男たちに

彼女の死が近いことを連絡していくという話の構成です。

それで彼女に関わった男たちが今どうしてるか、

その男たちの家族、妻だったり子供だったりがどうなのか

っていうのを見せていく。

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人生の夏休み……『最終目的地』を観た【映画】



最終目的地

人生の中休み。

なんか夏休みっていうかね、休暇みたいな映画っすね。

自殺した伝説の小説家の伝記を書こうと思った

作家になりたい文学教師が、

作家の遺族に執筆許可を求めて

遺族のもとを訪れる話。

自殺した作家の兄とそのパートナーである男と、

作家の妻と、

作家の愛人とその娘が同居してる。

彼らの関係は特殊であり、

おかしな均衡を保って

彼らの奇妙な同居は死んだ作家を中心に続いていた。

そこに伝記作家が訪ねてきたことで、

その奇妙な均衡が崩れて、

彼らは新しい人生を踏み出していくみたいな感じっすかね。

舞台がウルグアイでのどかな雰囲気も手伝ってか

長期休暇気分なんすよ。

キャストもいいしね。

作家の兄をアンソニー・ホプキンス。

そのゲイのパートナーを真田広之。

愛人はシャルロット・ゲンズブールだぜ。

話の始まりは、死んだ作家の伝記を書きたい書かせないなんだけど、

それがだんだんどうでもよくなってくるわけ。

目的が目的じゃなくなっていくわけ。

伝記作家は愛人と良い感じになっていく。

伝記執筆を頑なに拒否する妻も考えが変わっていく。

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団地が僕を守る……『みなさん、さようなら』を観た【映画】



みなさん、さようなら

団地の中だけで暮らしてみました映画。

設定だけ聞くと

ほのぼのコメディ系ドラマかと思ったら、

そんなでもなかったっすね。

小学校を卒業した主人公は、

団地の中だけで暮らしていくことを宣言。

団地の中には生活に必要な店はあるし、

16歳になれば、団地内のケーキ屋で働く。

外に出なくても暮らしていけるというわけなんすけど、

けっこうあっさりと彼の主張は母親に受け入れられる。

え?なんかあっさりと決まったなあ、

それになんで彼が団地の中だけにこだわるのかが

よくわからないのだが……みたいな感じで

そのまま話はほのぼのと進んでいきます。

ほのぼのといっても奇妙な生活ですけどねえ。

団地の他の同級生は中学に進学。

高校になり大学生になりで

徐々に団地から引越していく人が増えていく。

それでも彼は団地内での生活にこだわって

団地外に出るつもりはない。

その理由は中盤で明らかになります。

そういうことだったんすかあみたいな。

かなり深刻な理由でやっかいな理由だったんだなと。

それで一気になんか映画のトーンが暗黒を帯びてきたなあ。

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